其の九「耳を鍛えるべし!」【初心者のためのギター上達 10箇条】

初心者のためのギター上達 10箇条

其の九「耳を鍛えるべし!」

どんな楽器でもそうですがギターも”耳”が良くなければ上手くはなれません。

もちろん耳の良い人全てが良いプレイヤーかと言えばそうではありません。

ですが少なくとも僕が過去に出会ったミュージシャンで上手いと思った人たちは皆例外なく耳が良かったです。

 

なぜ分かるかって…?

 

これは一緒に演奏するとすぐに分かるものなんです。

こちらの演奏した音への反応など音楽の上で言葉が無くても会話することができます。

逆に耳の良くないミュージシャンは自分の音だけを聞いて周りを全く聞いていません。

 

では耳を良くするにはどうすれば良いのでしょうか?

 

正直文字で伝えることは難しいです。

ギターを演奏しながらならともかく”音”というものは目に見えないので。

 

ですが、何のエクササイズもなし、っていうのも投げやりなので次に初心者の方でも自宅で出来る簡単な練習法をお伝えします。

 

練習法の例:コードのルートを見つける

 

ルートとはコードを作る上で基本となる音です。

この音を中心にして他の音を足していきます。

サウンドとしてはいかにも”終わった”と感じる安定感のある音です。

 

まずは”C”のコードを弾いてみましょう。

そしてこのコードのルートとはどこにあるでしょう?

 

音名だけを答えるのは簡単です。

”C”のコードのルートはアルファベットそのままの”C”です。

 

実際に弾いてみましょう。

確かに安定したサウンドになりますよね。

戻ってきた、というか。練習ではこのルートの音をコードで弾いた後に歌うエクササイズです。

 

声に出す際は”アー”でも”ラー”でもなんでも構いません。

ただその音(ピッチ)が出せれば良いのです。

 

では実際に自分自身でも行ってみましょう。

次のコードは”Am”で練習しましょう。

コードを弾いてみます。

次にルートの音を歌ってください。

…歌えましたか?

答えはもちろん”A”の音ですよね。

自分の弾けるコードで是非試してみて下さい。

 

簡単なエクササイズですが続けることによって

耳が徐々に開かれていく

のを実感出来ると思います。

 

もしあなたがレッスンを受けられているのであれば是非先生にイヤートレーニングをレッスンに取り入れてもらうようにして下さい。

上達のスピードが格段に上がります。

 

あとは”耳コピ”をすることも忘れないでください。

簡単なメロディーでも良いから耳で聴いてギターで弾けるように練習してください。

TAB譜という便利なものもありますが頼り過ぎては耳もギターも上手くなりませんよ!

TEL11
tel22

詳しくはシークミュージックスクールのホームページへ

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