其の三「4分のリズムを極めるべし!」【初心者のためのギター上達 10箇条】

初心者のためのギター上達 10箇条

其の三「4分のリズムを極めるべし!」

imgres沢山のギタリストがソロ、リズムの際に

沢山の音を詰め込んでやる!

と、意気込んでいます。

確かにそれはそれでカッコ良いのですが多くの場合、リズムがバラバラになってしまい自分的には弾けているつもりでも聴き手からするとそんな演奏は決して上手くは聴こえません。

逆に、多少テクニック的に劣っていてもリズムがしっかりとしていればカッコ良いプレイに聴こえます。ギター、もしくは音楽全般を学ぶ人の多くはテクニックや曲ばっかりに気をとらわれがちでこと”リズム”に関しては無頓着です。

ではどのようにリズムの勉強をしたら良いのでしょうか?

リズムはとても勉強し難いジャンルです。
なぜなら自分では合っていると思っていても実際は全然合っていないことが多く、録音して聴いても初心者の人には、どこがずれているのか分からないケースがほとんどです。

そのためにはまず

ドラムのパターンを知ること

が重要です。ドラムの基本は1,3拍目にバスドラ、そして2,4拍目にスネアがきます。(ハイハットに関してはまたの機会に…)

つまり4拍全てにガイドとなる音が来ているはずです。
EX1

「4分音符(休符)のリズム」がここで構築されるので、これに対してしっかりとギターの演奏を合わせられなければ、これより細かい8分、16分など演奏しても合うはずがありません。

私はレッスンでこの

4分音符のリズムトレーニング

を行いますが、中級者でもほとんどの生徒の方はリズムが ”ハシって” しまいます。つまり前に前に速く演奏してしまうのです。
速く演奏してしまう人がよく「僕はロックギタリストだから前ノリのリズムなんですよ」と言いますが ”前ノリ” と ”ハシる” リズムは根本的に違います!

”前ノリ” は基本の4分が合わせられる人が ”ワザとその拍より少し前で演奏すること” です。”ハシる” のは歌に例えるなら音程を外して歌ってしまうのと一緒。つまり ”リズム音痴” という間違いになってしまいます。

ビートルズのギタリスト ジョージハリソンは派手なテクニックはなかったかもしれませんがこの「4分のリズム」に関してはとても上手くドラムのリンゴスターのビートと完璧に合わせる技術を持っていました。
そんな彼だからこそ名曲に負けない素晴らしいギターパートを演奏できたと思います。

ではここで4分音符だけで弾くエチュードを用意したので是非練習してみてください。

EX2

単なるエクササイズで飽きるようなものではなくメロディックなラインなので音楽的にも楽しめるかと思います。
一つ一つの音がしっかりと ”バスドラ → スネア → バスドラ → スネア” etc…と聴こえるように演奏を心掛けましょう。

シークミュージックスクールではこのように中々自分では練習できないリズムのイロハも楽しみながら学べます。
更に深く知りたい方は無料体験も行っていますので是非、実際にプロの演奏を目の前で聴きリズムに対する理解を深めて下さい。

演奏のレベルがワンランク、ツーランク上達しますよ!

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詳しくはシークミュージックスクールのホームページへ

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