其の六「リーディングをマスターすべし!」【初心者のためのギター上達 10箇条】

初心者のためのギター上達 10箇条

其の六「リーディングをマスターすべし!」

一般的なポピュラーミュージックのギターレッスンではTAB譜と呼ばれるギター専用の譜面を使用します。

 

確かにこれはこれでポジションなどがすぐに分かり便利なものです。

それに対しリーディングとは一般の五線譜と呼ばれる譜面を読みギターで演奏することです。

 

多くの人が

「そんな面倒くさいことを…」

と思うのですが五線譜には様々な音楽的な事柄を示す重要な情報が書かれています。

 

ですが数字ばかりのTAB譜からはそれらは理解することができません。

まあ短い小節単位や拍単位なら分かるかもしれませんが。

 

僕は良く生徒の皆さんに

「リーディングって重要ですか?必要ですか?」

と質問されます。

 

そしてこう聞き返します。

「文字読めた方が良いですか?」

 

生徒の皆さんは

「もちろん…」

って答えます。

 

一般の人が新聞や雑誌で世界での色々な出来事をその場に行かなくても知り得るようにミュージシャンも譜面を読めることで様々な情報を得ることができるのです。

 

譜面がなければ昔の音楽も現存してなかったかもしれませんね。

 

僕は演奏前に譜面を見ることで”曲の進行、構成やコードチェンジなどを感じることができます。

それが実際に演奏する際に事前に情報を得れていることでとても役に立つのです。

 

僕は十代の時にアメリカでスタジオのレコーディングに初めて呼ばれた時にリーディングが出来なくとても恥ずかし思いをしました。

 

指は早く動くのに簡単なメロディーすらもスラスラと読めないと分からされた時はショックしかなかったです… 。

 

でも生徒さんの中には

「◯◯(=有名ミュージシャン)は譜面読めないらしいですよ」

って言う方もいます。

 

うーん、ではあなたはその人のように弾くことが出来ますか?

それくらいの耳や音楽への理解があれば確かに必要ないかもしれないですけど、少しでも良い演奏家になれるチャンスがあるなら試してみる価値はあると感じています!

 

最後に…

もしこれを読んで

「リーディングを勉強してみたいな」

と思った方に家で自分でもできるオススメの本を紹介します。

 

バッハのバイオリンの無伴奏である

「Sonatas and Partitas」

はとても勉強になります。

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あとTommy Tedescoの

「For Guitar Players Only」

もとても良いリーディング教材です。

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十代の頃はひたすらこれらを勉強しましたが今読んでもとても為になります。

 

もちろんリーディングにも効率よく学ぶ”流れやコツ”があります。

 

レッスンでもご希望の方にはこれらを伝授しています。

もし興味があればお知らせくださいね。

 

ちなみに僕のリーディングコースを受講された方は3ヶ月でそこそこ読めるようになり、1年後は初見でもかなりのレベルまでいけるようになります!

 

ではHappy Reading!

TEL11
tel22

詳しくはシークミュージックスクールのホームページへ

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